岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

利上げ見通しの後退でリスク資産は上昇。ドルは下落。中国株に対する懸念は織り込み済み?

昨日の米国市場ではFRB高官が6月の利上げに対して慎重な発言をしたことから、利上げ見通しが後退し、リスク資産が上昇しました。株式は1%近く上昇していますので、かなりの上昇幅です。金利が低下したこともあり、クレジット債も上昇しています。一方、利上げ見通しの後退は為替市場においてはドル安に働いた結果、円建てで見た資産額はドル建てほど増えていません。円安による資産額の増加は見せかけだと考えている私にとって、為替要因で増額幅が抑えられたことは、まったく気になりません。

今日も中国に対する2つの記事を読みました。1つは中国で地方債務がふくれあがっており、これをリスクとする見方に関する記事です。地方政府の債務が積み上がっていることはかなり前から指摘されており、今あらためて注意する内容ではないかと思っています。

そして中国株に対して少しずつ強気になっている私にとって納得感があったのは、中国株の目標株価を引き下げつつも、弱気材料は織り込み済みとして、強気姿勢を維持する意見を伝える記事です。記事で紹介されていた意見では、企業業績や為替相場をめぐる懸念は織り込み済みとのことです。為替相場、つまり人民元をめぐって何が懸念されているのか、私には分かりませんでしたので、継続して調べたいと思います(市場で何が懸念されているのかくらいは、把握しておきたいものですので…)が、中国株の下落幅を見ると、この意見には納得感があります。

人民元に対する懸念という継続課題は発生しましたが、引き続き中国株には注意を払っていきます。なお私は中国株に投資することになった場合、新興国ETFを通じて投資することを考えています。

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