昨日の米国市場は米国の債務上限問題が解決に向かうとの見通しが強まったこともあり、株式やクレジット債の価格は上昇しました。追加投資しようと指値注文を入れて、あとわずかのところで執行できなかった私にとって、とても残念な展開ですが、気を取り直して次の下落を待ちたいと思っています。
債務上限問題は解決までの期限が6/5に伸びたという推測もありますし、まだ解決したわけではありません。また年内利下げに対する期待が後退した時に、リスク資産は下落するかもしれません。これらの下落材料に期待していきます。
さて昨日、債務上限問題が取り沙汰される中でドルが買われていることについて疑問に思っている旨を記事にしました。そんなことを考えているうち、現在ドルが買われる背景の一つに年内利下げ期待の後退があることに気づき、ここに記録しておきます。日米の金利差が維持または拡大することを見込み、ドルが買われているということです。私が読んだ記事の解釈(リスク回避資産としてのドル)は、少なくとも対円では、まだ当てはまらないように思います。
ドル円相場に対する見通しとして、イールドカーブコントロールの修正によって、年末までに122円まで円高が進むのではないかとする意見を読みました。この見方も記録しておいて、いざ円高が発生した時、焦って買い進みすぎないようにするつもり(もっとも私の場合はいざという時にしっかり買えないのが問題かもしれませんが…)です。