日銀が現在の金融政策を修正して金利が上昇すると、海外に出ていた資金が国内に回帰し、世界の金融市場に大きな影響を与えるという見通しが、記事になっていました。私自身は国内の金利が少々上昇しても、現在ドルで運用している資金を円に戻す可能性は低いと思いますが、とはいえ海外から国内への巨額な資金移動が発生すれば、急激な円高が発生するのだと思います。
現在私は、給与等で手元の円が増えると円をドルに替えており、その際のタイミングはあまり考慮していませんでした。ただ金融政策の修正が近い将来に起こるのだとすると、(ここ1年くらいは起こらないとする意見が大勢のようですが…)、これまでのように淡々とドルに換金するのは得策でないかもしれません。来年から新しいNISAが始まり、NISAの投資は国内の投資信託を通じて行うことを考えていることもあり、手元の円が積み上がることをあまり嫌がらず、円高となる時に限ってドルへの換金を行いたいと考えています。
