岸辺の日記

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人口減という中国に対する長期的な弱気材料

今後の追加投資先としてクレジット債と新興国株を有望に思っており、新興国株の中で大きな割合(3割弱)を占める中国株に関する情報に敏感になっています。今日は中国経済に対して長期的に弱気な意見を紹介する記事を読みました。

大手資産運用会社の幹部は、景気後退や米中対立という地政学的リスクに加え、人口減による経済の停滞を考慮すると、中国は良い投資先でないと考えているそうです。中国が長期的に人口減に転じることは認識していたものの、それによって経済が長期的に停滞するリスクは十分に認識しておらず、仮に新興国株に投資する場合は、中国の人口減に対して自分なりに整理をする必要があると感じました。

現時点で一番有望な整理は、人口減がもたらす悪影響は現時点の株価に織り込まれているというものです。とはいえ人口減の問題は、(今の日本がそうであるように)深刻さを増すと突然材料視されるように思っており、そうだとするとやはり中国株に対するリスクでしょう。

一方で人口減による経済の縮小は、実際には時間をかけて発生するはずで、株式市場への織り込みは時間をかけたものになるかもしれません。そうであれば、この問題はあまり心配しなくても良いことになります。

人口減が経済に与える影響も含め、中国への投資方針について、今後も考えていくことにします。

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