岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

中間選挙の結果を織り込んでか、ドルが少しだけ安くなる

株式市場では米国中間選挙消費者物価指数の結果待ちの状況です。中間選挙では野党である共和党が優勢のようで、このため民主党が押し進める財政支出が頓挫することが見込まれているようで、このため財政健全化を見越して金利低下が予想されています。そしてこの金利低下を意識して、ドル高の巻き戻しが起こっているようです。

ドル高の巻き戻しで1ドル145円台になったのを受け、本日手元の円をドルに換えておこうかと思いましたが、朝方に比べて少しだけ高くなってしまった(145円台前半から145円台後半へ)ことを受けて、本日の換金は止めておきました。
大局観を持たずに少しでも安値で買おうとして買い場を逃す、私にとってお馴染みの展開なのかもしれませんが、10日に発表される消費者物価指数が今後の金融政策に大きな影響を与えることから、ドル買いのタイミングを多少遅らせるのは悪くない判断であったと思っています。

消費者物価指数が事前予想よりも低い値を示した場合、インフレ圧力の低下と今後の金融引き締めペースの鈍化見通しを反映し、ドルは安くなるでしょう。予想よりも高い値の場合は逆にドルは高くなるでしょうが、それは仕方ありません。145円という為替レートが為替介入直後のような「お買い得価格」でない以上、焦ってドルを買う必要はないと思っています。

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