岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

ドル買いました。パウエル発言を市場はハト派転換と解釈。株式・債券は上昇、ドル安へ

昨晩のアメリカ市場ではパウエル議長の講演内容をハト派転換と捉え、株式と債券は上昇、ドルは安くなりました。

講演内容を紹介する記事を読むと、たしかにパウエル議長は12月のFOMCでこれまで0.75%だった引き上げペースを0.5%に落とすことを示唆しました。これが市場に安心感を与えたのは理解できる気がします。ただし政策金利引き上げの最終目標についてパウエル議長は確定的なことは発言しておらず、5%前後という現在の目標を引き下げる十分な材料になっていない気がしました。解説記事を読むと同様に考えた専門家は複数いるようで、講演内容を受けた市場の反応は少し過剰反応であるように思いました。

そこで私は以前手元の円をドルに換金する際に残しておいた円を、本日ドルに換金することにしました。急激な円安の反動としてのドル安は今後も続くように思いましたが、思惑通りにドル安が続くとは限りません。長期的に見た時の損得は分かりませんが、昨晩から本日にかけての市場の過剰反応が修正される可能性の方が高いと判断したものです。

これで手元の円のかなりの部分はドルに換金できたことになり、今後はこのドルをいつ株式もしくはクレジット債に投資するのかを判断することになります。早い時期にこれらの資産が安くなって欲しいと思うものの、果たして本当に安くなるのか、注目していきます。

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