岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

いつになったら株価は下がるのか?著名ストラテジストの見解

株式もしくはクレジット債への追加投資をもくろみ、実際に手元の円の大半をドルに換金済みの私にとって、今後の問題は「いつ」これらの資産が安くなるのかです。特に株式は急上昇しているため、これは切実な問題です。この疑問に答える複数の記事が出ていますので、まとめておきます。

1つ目は今年の前半に私と考えが合っていた(つまり予想を大きく外していた)ストラテジストの見解です。この人は今後、金利上昇の影響が企業業績に現れるようになるため、来年の1-3月期に株価はこれまでの安値に近づくとしています。欲張りな私は安値を更新して欲しいと願ってしまいますが、これは欲張りすぎかもしれません。そしてその後、金融政策の転換により再び株価は上昇すると予想しています。

2つ目は今年の下落相場を予想していたストラテジストの見解です。この人は市場が見込んでいる来年の企業業績予想は楽観的すぎるとして、その楽観が削げ落ちると株価は来年1-3月に安値を更新するとしています。そしてその後、2024年にかけて株価の回復を見込んでいます。

最後に米国の金融引き締め(FRBのバランスシート縮小)を考慮すると来年3月までに、これまでの安値を更新する規模の下落が発生するという見方もありました。

私自身が株価下落を期待しており、バイアスのかかった曇りのある目で見ているわけですが、これらの意見はなんだか正しいような気がしています。いずれの意見も下落の時期は来年の1-3月です。この点は以前のクレジット債に投資するのであれば、1-2月までは待てるとした私の時間軸とも合っています。

来年1月に株式下落の兆候が見えれば、追加投資先は株式を念頭に置いて3月まで追加投資を待ち、年明け以降に下落の兆しが見えないようであれば、政策金利の引き上げで利回りが上昇しているであろうクレジット債に投資する。そのような展開になりそうです。

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