岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

韓国で起きた雑踏事故、責任は誰にあるのか?過度な責任追及は行き過ぎた管理社会へつながる可能性も

韓国のソウルで起こった雑踏事故をめぐり、警察の対応が十分でなかったとして、行政の責任とする声が上がっているそうです。こうした批判を受け、韓国政府の高官が、群衆の管理が十分でなかったと、非を認める発言をしているようです。

今回のような事故を繰り返すべきとの考え方に異論はありません。ただ再発防止を優先するがあまり、混雑した場で過剰な管理が行われるなど、日常生活が窮屈になることは望ましくないような気がします。またこれはありえないことですが、再発防止を名目に集会の自由が制約されてしまうようなことはあってはいけません。

人間は今回のように異例な事態が起こると、同様の事に対して過剰に反応しがちです。群衆管理を過剰にするのではなく、より良い管理のやり方を模索すべきだと思います。

日本ではDJポリスに代表されるように、権威的でない群衆管理の方法が良しとされるようになりました。私自身も経験がありますが混雑した場所で人の気は荒くなるものですから、権威的でない管理は優れたやり方だと思います。今回の事故をきっかけに、こうした良いやり方が広まって欲しいと思っています。

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