岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

米国で不動産が動き出す。米国の不動産市場は大丈夫か?

在宅勤務の広がりと金利上昇の影響を受け、米国の不動産市場は下落していると言われます。一方で不動産の持ち主は現在の下落後の価格で売却することを良しとせず、取引量が減少している関係で、不動産価格の実態は見えにくいとされていました。

そんな中で本日は2件の大型取引が記事になっていました。一つはラスベガスのリゾートホテル、もう一つはニューヨークの高層ビルです。ラスベガスのホテルは売却の検討を始めた段階のようで、現在の所有者(不動産投資ファンド)は現在不動産の売却を進めているそうです。ニューヨークの高層ビルは、現在の所有者(こちらも不動産投資ファンド)は負債返済のために不動産売却を進めていたそうです。

これまで好条件での売却を目論んで売却を我慢してきた不動産所有者が、負債の借り換え等の背景で不動産保有が維持できなくなった時、米国の不動産市場に何が起こるのか。また不動産市場だけの影響で済むのか(株式市場がその影響を受けることはないか)、今後の動きを確認していきます。

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