岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

今回の下落局面が世界金融危機並みになったら…(バブルの芽はどこにあるのか?)

先週、またしても買い場を逃したかもしれないと嘆く記事を投稿しましたが、幸いなことに(?)その後株価は下落し、今週は追加投資が可能かもしれません。これまで記事にしてきた通り、S&P500が直近高値から28%下落した辺りで、手元のドルの半分くらいを全世界株に投資する予定です。

この投資計画には株価下落が続くリスクがあります。株式市場では様々な意見がありますが、今回の下落パターンが株価が約半分になった世界金融危機と似ていることを指摘する意見もあります。そうした意見では、仮に世界金融危機(リーマンショック)のようなことが起こるのだとすると、その原因は英国の積極財政が巻き起こした金融市場の混乱なのではないかとしています。私自身は英国の新政権は市場の反応を見て政策を調整する姿勢を見せていますので、そこまでの混乱は招かないように思います。財政の危機度としては英国よりも日本の方が深刻かつ規模が大きく、仮に日本市場に英国で起こったようなことが起これば、それは世界金融危機並みの危機を世界中にもたらすと思います。

セントルイス連銀のデータベースより

 

どこでバブルが生成されているのかはバブルがはじけるまで分からないわけですが、中央銀行国債を買い支えているが故に国債市場が反応しないという日本の特殊性はバブルのゆりかごとして理想的な環境です。今週辺りで無事に追加投資できるかもさることながら、今回の下落局面が世界金融危機と同様の規模になった時の追加投資計画(2桁台の利回りになっているであろうクレジット債に投資するのも一手だと考えています)についても考えておいた方が良いかもしれません。

reedonshore.hatenablog.com

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