岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

「為替介入を待っていては買い場を逃す」という指摘に対して

本日も円安が進行し、ドル円レートは一時150円台の大台を突破しました。私は為替介入が起こったところで手元の円をドルに換金しようと思っているのですが、そんな中で「為替介入を待っていては買い場を逃す」とした経済評論家の指摘を読みました。この指摘に対する意見をまとめておきます。

記録を調べると前回私がドルへの換金を行ったのが7月下旬で、135円のレートでした。そこから150円まで円安が進み、仮に為替介入によって5円ほど円高になったとしても145円で135円よりは不利なレートであり、それ以前にドルへ換金しておいた方が良かったのはその通りです。

ただこれは結果論に過ぎないと思っています。7月下旬の時点でその後為替が円安・円高のどちらへ動くのかは分からないため、手元の円の全てをドルに換えなかったことは合理的な選択と考えています。逆に言うと為替が円安に進むと分かっている、ないしは確信がある人にとっては、手元の円は最小にしておいた方が良いということだと思います。

私が円をドルに換えているのは、最終的に株式やクレジット債の資産へ投資するためです。これらの資産は中短期的な上げ下げはあるものの、長期的にプラスの収益をもたらすはずだと考えています。冒頭の円安の例で言うと円安になる(プラスの収益をもたらす)ことに確信を持っているということです。それであればあれこれ考えずに淡々とドルに換金し、淡々と株式またはクレジット債に投資すべきというのが正解なのだと思います。

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