岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

円安が進む。為替介入はドルへの換金の好機かもしれない

昨晩の米国株市場は前日の大幅上昇の反動と言うべき動きで下落しました。昨日記事にした通り追加投資の機会を逸したと思っていた私にとっては少し安心できる展開です。また英国では財務相が交代され、法人税の引き上げが予定通り実施されることになりました。トラス政権は財務相の交代によって積極財政がもたらした影響の幕引きを狙っているのだと思いますが、思惑通りになるのかは全くの未知数です。

これらに加えて昨晩は円安傾向がさらに強まりました。昨日15時に147円台半ばだった為替レートは148円台後半まで円安が進んでいます。為替介入への警戒感で落ち着いていた為替市場が再び動き始めたように思います。いつ為替介入が実施されてもおかしくないだけに、来週介入が起きればそこで円をドルに換えておこうと思っています。後日改めて記事にしたいと思いますが、日本の財政運営はトラス政権に負けず劣らずの内容であり、英国で起きたような市場の混乱がいつ日本で起こってもおかしくありません。

セントルイス連銀のデータベースより

 

現在の為替市場で起きている円安は日本経済の実力を反映したものであり、この傾向はそう簡単には変わらないように思っています。株式市場の下落による株式への追加投資というドルの使途が決まっていることもあり、為替市場を一時的に管理しよう(正確には為替市場の急速な変動を抑える)という政府・日銀の試みは自身の資産管理に上手く活用したいと思っています。

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