岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

4月末の資産チェック。急速な円安が株・債券の下落の影響を和らげる

4月末時点の資産チェックを行いました。今月は株式(VT、ドル建て)は8.1%の下落、クレジット(JNK、ドル建て)は4.8%の下落となりましたが、その下落を為替(ドル円)の6.7%の上昇が埋め合わせる形になり、資産全体で約1%の下落となりました。

資産の大半をドル建て証券で保有している私にとって、円安が価格下落の影響を和らげました。とはいえ価格が下落した際に実行するつもりだった追加投資は手元にあったドルが不足しており、十分な額を投資することができませんでした。今回の下落局面はすでに終わっているわけでもないでしょうし、今後も下落する可能性はありますが、買いたいタイミングでドルが不足しており、それ故に十分な投資ができなかったことは反省材料なのかもしれません。

セントルイス連銀のデータベースより

 

ただドル不足によって、結果的にタイミング分散が可能になったと肯定的に捉えることも不可能ではありません。自身の売買履歴を振り返ると、ここが買い時と思って一気に追加投資したものの、追加投資のタイミングが早すぎて、本当の底で投資することができなかったということが定番になっています。そうした事態を回避することができたかもしれないということです。

ドル不足が発生したのは少しでも良い価格でドルに換金したいという邪な気持ちゆえで、株式と為替の変動幅を考えるとドルへの換金タイミングを考えることはあまり意味がないことは頭では理解しています(とはいえ最近のように為替も大きく動く時は動くので、完全に無視すべきでもありません…)。

今回の市場下落は手元の現金を投資に回す好機だと思っているので、今月も下落が続いた場合は涙を飲んで高値で円をドルに換金し、しっかりと追加投資したいと考えています。

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