岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

昨晩の消費者物価指数の発表で今回の下落局面は終了か

昨晩発表された消費者物価指数はほぼ市場予想通りの結果になりました。先月確認されたインフレ傾向がさらに強まり、FRBが以前から加速が予想されていた金融引き締めへの転換をさらに加速させることが懸念されていたわけですが、その可能性はほぼなくなったように思います。このため来週のFOMCでは事前の予想通り、テーパリングの加速が決定されると予想されます。

上記がメインシナリオだとすると、リスクシナリオは予想されていたテーパリングの加速が決定されないという、市場が上昇する方向の変化になります。このように考えると先月末からの下落局面という、個人投資家にとっての絶好の買い場は終わってしまったように思います。

先日記事にしたように今回の買い場における投資行動には満足していますが、とはいえ株式をもう少し買い増ししたかったという思いはあります。とはいえ新変異株の影響がどのくらい大きいのかが分からず、その後にパウエル議長が金融引き締めへの転換姿勢を明確にする中では、株式を買い増しできなかったことは致し方なかったとも思います。

とはいえ今後金融政策が引き締め方向に変化していくため、一時的な下落局面はこれまで以上に頻繁に起こると思っています。そうした下落局面を丁寧に捉え、また積み増している現金をしっかり投資に回せるよう、ある程度の大胆さを持って追加投資することが大事かなと思っています。

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