岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

パウエル議長が再任されなかった時に備えて。軽視すべきでないドル換金の為替手数料

FRB議長の後任人事をめぐり、現任のパウエル議長の再任が否定されてブレイナード氏が次期FRB議長に指名された場合、金融市場に何らかの反応が出ることが予想されます。そうした反応の中で為替市場に対する反応(一時的にドル安となることが予想される)は、ドルへの換金の好機という形で個人投資家の売買に活かすことができるのではないかという記事を書きました。

 

昨今米国株投資が流行っており、私も米国上場のETFに投資していますが、その際にかかる手数料で大きいのは、(売買金額にもよりますが)売買手数料よりも米ドルへ換金する際の為替手数料となっています。通常では1ドルあたり25銭、ざっと0.22%近くが手数料として差し引かれることになります。この為替手数料を削減すべく、現時点で為替手数料の低い証券会社を調べてみました。

 

まんべんなく調べたわけではありませんが、マネックス証券が為替手数料を買い付け時に限ってですが、無料にしていました(定期的に見直しており、次回は2021年12月に見直すそうです)。私が認識する限りこの買い付け時無料は結構長い間続いており、今回もマネックス証券でドルへ換金することになりそうです。

 

ドルの換金コストをめぐっては証券会社間の競争が起こっており、楽天証券が買いも売りも4銭にするキャンペーンを行っておりました。4銭という価格は住信SBIネット銀行の手数料を意識したものかと思っておりますが、ともあれ金融機関の競争の範囲が為替手数料に広がったことは利用者としてありがたいことだと思っております。

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以上のように準備万端整えてドル安となるタイミングを待つわけですが、一方でテーパリング加速というドル高要因も存在します。両者が作用しあって結局あまり動かない気もしますが、ともあれドルへの課金タイミングが訪れるのかに注目です。

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