岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

久々の下落。11月末の資産チェック

11月末の資産チェックを先週末に行いました。先月は新変異株や米金融当局の引き締め転換で市場は調整し、久々の下落になりました。
資産全体で2.6%の下落。株式は3.0%の下落、クレジットは1.3%の下落、ドルは1.0%の下落となっています。クレジットは株式と同程度に下落しておらず、その意味では分散が効いていたことになります。

資産チェックの記録を見て、今年はこれまで下落らしい下落が発生していないことに気づきました。ツイッターで流れてくる個人投資家の反応(フォローするわけでもないのに勝手に送られてきて迷惑しているのですが…)に悲観的なものが見受けられないのは、今年は強気相場であったことの証なのだと思います。私と同様に買い場を逃して追加投資の機会を待っている個人投資家は多いものと思われます。

こうした投資姿勢の背景には、押し目買いは買いで対応すると結果的に利益が出ていたという「実績」もあると思います。米金融当局の引き締め転換によって市場参加者の心理はかなり変わったように思いますが、それでも強気な意見はまだまだ多いです。

このように市場に慢心があふれている時はえてして下落するものです。今週は10日の米国CPIの発表が要注目ですが、ただここでインフレを示唆する数字が出てきてもそれは織り込み済みで、市場は下落という形で反応してくれないような気がしています。本日の為替もドル高に動いてしまいましたし、またもや買い場を逃す展開が続くのかもしれません。気長に待ちます。

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