岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

5月の資産運用結果、為替リスクのあり方に引き続き悩む

月末の資産チェックを行いました。先月は株価が中旬にかけて下落した後に上昇に転じ、結局先月末を若干上回る水準で月末を迎えました。為替も同様に中旬にかけてドル安となったものの、月末には先月末比で若干の円安となりました。結果的に先月の資産運用による損益はプラスになりました。

主にインフレを懸念してだったと思いますが、中旬に株価が下落した際は「買いのチャンス到来か!」と思っていましたが、もう少し下がったら買おうと思っているうちに市場は回復してしまう、最近おなじみの展開になりました。月次の定例買付は淡々と続いているので良しとして、次の下落局面を待ちたいと思います。

今月の資産の動き方を見て改めて思うのは、為替が動く時に資産全体も同じように動くため、為替と資産全体の連動性が大きいことです。為替が円安になる時にリスク性資産は上昇する傾向があるため、当然といえば当然なのですが、為替によって資産全体の評価額が一気に動く(ように見える)のは気になっています。心のどこかでポートフォリオ内の為替リスクについてやや過大であると思っていることも、こう考える背景にあるのだと思います。


検討可能なファンドの中には為替リスクをヘッジしたものもあり、そうしたファンドに切り替えることで資産全体の為替リスクを落とすことは可能です。ただ日本経済および日本円の長期的な将来に確信がない中で、「本当に為替リスクをヘッジすべきと思っているのか?」と問われると、そうではない気がします。

とはいえもっと効率的なヘッジ方法もある気がします。長期的に為替リスクは取って良いと考えるなら、オプションを使ったヘッジポジションで短期的な小遣い稼ぎをしても良いことは頭では理解して
います。

ただオプション取引にはさらなる勉強が必要だと思っていること、なんとなくのタブー感が自身を踏みとどめています。