岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

変異種は油断ならない?正念場を迎える新型コロナ対策

インドで新型コロナの感染者が増えて医療体制が逼迫していることについて「アジア人は新型コロナにかかりにくい、ないしは重症化しにくい」というこれまでの傾向が崩れているのではないか、と分析する記事を読みました。


たしかにこれまでのアジアでの感染者数は米国や欧州に比べると桁違いに少なく、その理由がよく分からないためその理由を「ファクターX」と仮称していたわけですが、そのファクターXを無効化する何かがインドで広まっているのかもしれません。インド型と呼ばれる変異種があるようですが、変異種はアジア人にとって本格的に訪れた初の脅威となるのでしょうか。

 

これまで衛生状態が悪いとされているインドで感染が広がらなかったことは、自分の中である種の安心材料になっていました。ただし「ファクターX」なるものが効かなくなっているのだとすると、今後は気をつける必要があるように思います。またアジア人にとってのファクターXが効かなくなっているのだとすると、日本国内の感染状況は今後も増加していくのかもしれません。


現在、自粛疲れという言葉に代表されるように、緊急事態宣言等の効果が薄れてきているそうです。被害が相対的に少なかった昨年から自粛生活を行っているため、自粛に飽きてしまうのは仕方ないといえば仕方ないのですが、ここは本当に正念場のような気がしています。今後の感染状況を注視したいと思います。