岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

映画「かごの中の瞳」で映画評論のありがたみを再認識する

アマゾンプライムで視聴した本作、サスペンスであることを意識せずに見たこともあり、話の筋がイマイチ理解できていませんでした。


見た翌日に映画評論サイトを確認して「あ、このシーンはこういう意味があったのか!」と腹落ちした箇所がいくつかあり、また作り手としてはネタバレに近い意図で入れたであろう場面も、誤解というか見落としていたことが分かりました。評論サイトのありがたみは言うまでもないですが、それ以上に自分の鈍感力に驚きました。


これまで見てきた映画の中にも作り手の意図が伝わっていなかったものがかなりあったんだろうなと思いつつ、一方でサスペンスは完全に理解できなくてもそれはそれで仕方ないのかなとも思っています。作り手がいろいろ仕掛けてくるのがサスペンスですから。


本作はタイやスペインを舞台にしており、いつの日か海外渡航が気軽にできるようになったらまた海外に行きたいな、と思わせる作品でもありました。サスペンスだと思って見ると陳腐な面もありましたが、犯人(?)に共感できる部分もあるなど、余韻の残る映画でした。

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