岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

バイデン大統領の失言。意図した発言であれば恐ろしい…

バイデン大統領が、中国経済の失速により中国は台湾侵攻の余裕がなくなっている、とする見解を示しました。これを受けてかは分かりません(週末の植田総裁の発言が材料視されたとの解釈の方が強いようですが)が、為替市場はリスク回避ということか、円高に動いています。

自国経済が大変な時にさらなる問題を抱えたいとは思わないのは通常であり、バイデン大統領の見解はたしかに正しいのかもしれません。とはいえこうした発言をされると、メンツを重んずる我々東アジアの人たちは、かえって反発してしまうような気がします。東アジアにいる多くの人たちは台湾侵攻を望まないはずであり、今回の大統領の発言は失言にあたる気がします。

恐ろしいのは今回の発言が、こうした心情的な反発を計算された上での発言であった場合です。ウクライナ支援がそれなりに負担になっていると言われる米国にとっても、台湾侵攻は望まない事態だと思いますが…ともあれこうした失言は止めてほしいものだと思っています。

今回の発言に限らず、バイデン大統領には失言が目立つような気がします。来年の米国大統領選挙は、今のところバイデン氏とトランプ氏が有力候補のようですが、新たな人材は見つからないものでしょうか。

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