岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

月初からの円高の理由が見えてきた。ただドルへの換金はもう少し待ちたい…

今月に入ってから為替が円高に動き、外貨建て資産が大半を占める私の資産は減少しています。記事を読んでも円高になる理由がいまいち分かりませんでしたが、どうやら物価上昇が期待されたほどではなく、最近高まってきた金融引き締め期待が後退することを期待して、円高に動いているようです。

私は日本円の長期的な価値に悲観的であり、今回のような短期的な円高は心配していません。ただ、給与として入ってくる円をドルに替える時期は常に気にしています。そして今回の円高、私はドルへの換金の好機とは思っていません。今後の円高要因として、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正が考えられ、これが行われると為替はさらに円高になると考えるためです。

ただYCCの修正は、為替市場を通じた物価上昇の抑制を非公式の目的として、実施される可能性があるとも思っています。YCCの修正は急激な円安が起こった後に実施されるでしょうから、結局有利なレートで換金できないのかもしれません。

とはいえ、株やクレジット債で十分満足できる水準まで下落した後に追加投資する心がけているように、為替においても十分な円高を待ってドルへ換金したいと考えています。これまでの円高は、まだ我慢する段階と考えています。

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