岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

偽物の腕時計の多くは分解しないと真贋が分からないらしい

偽物の腕時計に関する記事を読みました。出回っている偽物の半数はロレックス社を模造したもので、ロレックスは腕時計にあまり関心のない私でも知っている有名ブランドなので、偽物が出回ることは理解できます。

意外だったのはそれらの偽物のうち、偽物であることが目視で分かるのは20%にとどまるということです。80%の偽物は分解しないと真贋が分からないとのことで、そうなると(分解を行わない)日常的な用途では、偽物も本物も差がないことになってしまいます。

日常的に使う範囲で偽物と本物の区別がつかないとして、私が本物の腕時計を買うとしたら、どんな条件によるのかを考えてみました。偽物と本物の区別がつかないことから、偽物を買っている後ろめたさのようなものは感じないとする(実際は感じると思いますが…)と、本物の腕時計を買うことで世の中に良い貢献をしたという満足感が得られるかどうかが、あえて本物を買う条件になるように思いました。

このように考えるとブランド価値の維持には単に高品質なものを作るだけでなく、消費者に好印象を与えることも大切であることが分かります、いちいち記事にするまでもないことでしたが、ブランド価値を維持することの難しさを改めて考えさせられた記事でした。

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