岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

6月末の資産チェック。3ヶ月連続で円安になっていた

6月末の資産チェックを行いました。6月は株式(VT、ドル建て)が2.2%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が0.7%のプラスと、リスク性資産はいずれも上昇しました。リスク性資産以上に動いたのが為替で、3.2%の円安に動き、資産全体で4.8%のプラスになりました。 

昨日記事にした通り、足元で円安の勢いが増えていますが、円安は3ヶ月連続(4月2.6%、5月2.6%、6月3.2%)で続いています。当局による為替介入が意識されるのもうなずけますが、またこうして記録を確認することで、円安の動きは6月に急に動いたわけではないことに気づきました。

円安が、投機的な動きではなく、日米の経済環境(それは金融政策も含みます)の違いを反映して、あるべき水準に向けてゆっくりと動いているのだとすると、経済環境が変わった時にこそ、為替市場は大きく動くはずです。また為替介入は、繰り返されると効果が薄れるように思っており、その場合、次回の為替介入が引き起こす円高は限定的になるでしょう。

私は足元の円安が為替介入があった時にドルに飛びつくのではなく、イールドカーブ・コントロールの修正等、日本の金融政策の変更を待つ方が得策ではないかと思い始めています。もちろん為替介入があった時の市場の反応次第ですが、この考え方で問題なさそうか、市場を観察していきます。

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