岸辺の日記

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ツイッターが青い鳥のロゴとブランド名を変更する。マスク氏の再建計画は実現するのか?

ツイッター社を買収したイーロン・マスク氏が同社の青い鳥のロゴとブランド名を変更することを決めたそうです。ロゴはともかくとして、ツイッターというブランド名は、その経済的価値が大きそうなだけに、もったいないような気がします。マスク氏は今回の決定について、ツイッターのアプリに決済機能をもたせるなどして、コミュニケーション手段という従前の使い方にとどまらないことを視野に入れたものとしています。

テクノロジー企業が金融分野に進出しようとして上手く行かなかった例は多く、私が読んだ記事ではフェイスブック、グーグル、アマゾンといった失敗例が紹介されていました。ネット証券の隆盛から分かるように金融とネットの親和性は高いと思いますが、既存業務と並行して金融業務に挑むことは難しいようです。

とはいえ成功例がないわけではなく、中国のテンセント社が運営するウィーチャットというアプリでは、決済やメッセージのやり取りだけでなく、消費者ローンの借り入れも可能になっているようで、ツイッターがこうした分野へ進出することができれば、たしかにその価値は急拡大しそうです。

マスク氏による買収後もツイッター社再建の道のりは厳しいように見受けられます。今回の発表がマスク氏によるツイッター社の再建につながるのか、注目していきます。

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