岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

クレジット債の価格反発は思ったほどではなかった。来週、追加投資の機会が出現するかもしれない

昨晩の米国雇用統計は雇用者数は予想を下回ったものの、物価に大きな影響を与えるとされる賃金が上昇したことから、株価は低下しました。私が注目していたクレジット債は、ここ数日の下落がきつかったことを受け、わずかに上昇しています。

雇用統計に関する解説記事を読んでいると、今後の金融政策に対する市場の見込みは楽観的とする意見(物価上昇はピークをつけたものの、引き続き目標である2%を上回っているのだから、引き締めを続けるべきという意見)が増えている印象です。私はこの意見に概ね賛成で、市場は金融引き締め継続の可能性を十分に織り込んでいないように感じています。

このため金融引き締めの継続は好景気という形でクレジット債の価格上昇要因となるものの、金利上昇という価格下落要因が強い局面では追加投資できるのではないかと考えています。そして金融引き締め継続の可能性が織り込まれつつある今は、追加投資の好機なのかもしれません。来週もクレジット債の価格には注目していきます。

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