岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

事前予想を上回る経済統計で引き締め継続の可能性が高まる。クレジット債が安くなってきた…

昨晩の米国市場は雇用関係の統計が事前予想を上回り、金融引き締めが継続されるという観測が強まりました。この結果、米国の金利は短期を中心に上昇しています。

私は追加投資先として株式とクレジット債を検討してきましたが、株式は上昇が著しく、なかなか追加投資できません。消去法的にクレジット債が有力候補になるのですが、金利上昇の影響を受けてか、徐々に安くなってきました。現時点では5月中旬ころの価格であり、少し欲ばって5月下旬ころの価格まで下げて欲しいと思っていましたが、その5月下旬の価格が視野に入るくらいまで、価格が急落しています。

今回のクレジット債の価格下落は、景気が強すぎて金利が上昇していることが原因であり、これはクレジット債を発行する信用力の低い企業から見ると「利払い負担が増えることは困るが、景気が良いことは好材料」といったところかと思います。このため例えば3月に欧米の金融機関が破綻した時のような、不透明感はあまりないように感じています。

今晩は米国の雇用統計が発表されます。これが強い結果になると、金利はさらに上昇する可能性があり(昨晩の統計である程度織り込まれていると思いますが)、そうであればクレジット債に追加投資できるかもしれません。

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