岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

ワグネルの反乱(?)は収束か、ロシアは相当混乱していそう

ロシア軍の一部としてウクライナ侵攻に加わっていた傭兵組織ワグネルが、一転してロシア軍を制圧していた問題ですが、ワグネルとロシア政府の間で交渉が成立したようで、ワグネルは撤退したそうです。

私は自分が投資していたロシア株ETFが返金されるには、ロシアに西側寄りの政権が樹立され、ロシア側と西側諸国の両面が経済制裁を解除することが必要だと考えています。ワグネルはウクライナ侵攻に本腰を入れることをロシア政府に求めていただけに、今回のワグネルの動きによってワグネルの思惑に沿った政権が樹立されることは、私にとって得策でないと思われるため、ワグネルの撤退はまずは朗報と言えると思います。

また反乱と思われるような行動を起こした組織が罰されない事態は、傭兵組織を鎮圧できなかった(軍事的に鎮圧することは可能であっても、今後のウクライナの戦況を考えると、鎮圧は得策でなかったのかもしれません)ことを示すものであり、ロシア軍の弱体化を明らかにしたものだと思います。

西側諸国のウクライナ支援はロシアへの攻撃は行わない範囲に限定されており、ロシアに西側寄りの政権が樹立するには、現政権が内部崩壊することが必要だと思います。ロシア軍の弱さを見たウクライナ侵攻への反対派-ロシア国内も一枚岩ではないと思います-の声が力を得ることを期待しています。

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