岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

スマホ決済アプリで割り勘をする

先週末に友人と飲食を楽しんだ際、スマホ決済アプリで割り勘をしました。お勘定を割り算して、自分の負担分を支払った人に送金する方法です。
これまではざっと割り算をして、1000円単位で払うのが慣習だった(このため千円札を確保しておくのが面倒でした…)のですが、これだと極端な話、1円単位でも割り勘が可能です。便利な世の中になったものです。

参加者全員が同じアプリを使っていたため、割り勘が可能となったわけで、ネットワーク効果というのでしょうか、市場占有率が物を言う業界であることを改めて理解することができました。サービス立ち上げ当初は利用者へのポイント還元率を高く設定してシェアを取りに行ったり、利用する小売店に対して決済手数料を無料にするなどして、利用者を増やしていたのもうなずけます。最初のうちは大赤字で体力勝負になりますが、一度利用が広がると収益化の余地が大きいことは門外漢の私でも分かります。

スマホ決済アプリにこうした機能・使い方があることは知っていましたが、実際に使っている友人を見るまでは、使おうという気になりませんでした。これをきっかけに使っていこうと思い、早速、住民税の支払いに決済アプリを使ってみました。
銀行窓口で振り込んだ方が紙で記録が残るので安心感がありますが、アプリだとポイント還元があって、お得でもあります。記録という面ではアプリだけでなく、スクリーンショットを撮って保存しておきました。紙の記録も数年経つと紛失しがちというのは変わらないので、大差ないと思っています。

新しい便利なサービスは、意識しないと使わないままになってしまいます。無理に飛びつく必要はないと思っていますが、これからも柔軟に新サービスを利用していきたいと思います。