岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

押し目買いの波に乗れず、またもや下げ局面で買い逃す

先日お伝えしたように中国の株式市場が政府による規制強化を受けて下落しています。資本主義国の理屈が通じない等のカントリーリスクは認識しつつも、十二分に下がったところでは買えるのではないか、と思っていましたが、昨日と本日にかけて市場は戻しました。

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ブルームバーグ社の記事によるとその背景には個人投資家の買いがあるとのこと。なるほど私のように考えて、私よりも素早く行動した人がいたようです。なお、その記事では購入の対象になったのは米国株とのことで、さすがに震源地である中国株に買い向かう投資家は少ないのかもしれません。

中国では国営メディアが市場の混乱を落ち着けるような記事を配信しているとのことで、この記事が政府の意向を正確に反映したものだとすれば、これ以上の混乱要因は出てこないのかもしれません。
ただこうした混乱が起きた直後はえてしてそうしたものですが、今回の規制強化は「終わりの始まり」に過ぎないとか、様々な解釈がなされています。たしかに短期的には新たな規制は出てこないのかもしれませんが、中長期的には今回のようなことが再び起こってもおかしくないように思います。

そのように考えると今回の下げ局面で買い逃したのは良かったのかもしれません。もう少し長い目線で、さらなる下落局面を待ちたいと思います。こういうのを酸っぱい葡萄というのでしょうね。