今年は米国で利上げが見込まれていますが、利上げが行われた時に米国株がどのような実績になっていたのかを振り返る記事を読みました。
記事によると利上げ局面の大半で株式市場はプラスになったとのことです。利上げは景気が好調な時に景気の加熱を抑えるために行われるわけですから、企業活動の基盤となる経済は好調なわけで、この結果は直感的に理解できます。
ただし記事では株式市場は昨年、下落らしい下落は経験していなかったことから、今年は経験則が通用しない可能性があることを示唆しています。この考え方も分かります。
企業の一株辺り利益はこれまでのところ堅調に推移していることから、私は利上げ局面でも好調という分析結果が今回は当てはまるように思っています。とはいえこの楽観予想も今週の米国主要企業の決算内容次第です。
今週発表される決算やFOMCの結果によっては株式市場はさらなる下落も考えられ、その場合は私にとっての買い場が出現するかもしれません。金利低下によってドルも一時期ほど高くなっていませんし、今週はなんらかの追加投資ができるかもしれないと思っています。