岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

中国株に対する慎重意見を読んで

先日記事にしたように私は昨年11月末に新興国株へ追加投資を行いました。先進国対比での新興国株の下落が目立っていたことに加え、オミクロン株による市場の下落が行き過ぎではないかと思ってのことでしたが、その際に気になったのは新興国株の中で最大の割合を占める中国株のことです。今回、中国株はまだ買うべきではないとする意見が記事になっていました。

その記事によると、オミクロン株や米国の金利上昇が株式市場にもたらす悪影響は和らぎつつあるものの、中国や新興国にとっては引き続き悪影響は続き、また中国企業の収益性低下と不動産開発企業の負債問題が悪材料になると考えているそうです。
なるほどたしかにゼロコロナ政策を掲げる中国ではコロナの影響は続きそうですし、政府の規制によって中国企業の収益性は低下しているのかもしれません。また不動産開発企業の負債問題が不動産市場全体に悪影響をもたらすようだと、その影響は不動産だけでなく経済全体に波及するでしょう。

上記のようなリスクシナリオがあることを認識し、今後の追加投資は全世界株にしようかと思っていました。今週は市場が大きく動いたわけですが、最終的には全世界株は上昇、新興国株は下落で、新興国株が安くなっているような気がします。この週末は今後の投資行動について考えています。

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