岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

河野大臣のインタビュー動画を見て

ワクチン接種を担当する河野大臣のインタービュー動画をYoutubeで視聴しました。日本のワクチン接種の遅れについては残念に思うところが多いのですが、何を言っても言い訳にしかならない状況で大臣自身がインタビューを受ける点、また至らない点は素直に認めて謝罪する点は立派だな、と思いました。テレビの生放送で、失言したら取り返しがつかない状況ですので、なおさらです。日本人は非を認めて謝罪している人に対して、それ以上はあまり叱責しない傾向があると思いますが、Youtubeのコメント欄も概ね好意的な反応が多かったです。


ワクチン接種については開発を主導した米国は言うに及ばず、英国でも英国内の感染者が見つかる前(!)の昨年1月から接種のための計画が動いていたとされるなど、海外の先進事例にはさすがと思うことが多いです。ただ日本政府に同水準のスピード感を求めるのは酷だと思っています。コロナのような事態は何度も起こることではないですし、発生頻度の低い事態に万全を期す場合、そのために必要なコストは膨大になるはずです。


このように行政に対して高い水準のサービスを求めるものではありませんので、その分だけ国民に求められる負担も減らないかな、と思います。勝手なものですが、税金とか社会保険料とか、もう少しなんとかならないものですかね…