岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

ネットフリックスの業績悪化に夢想する日常生活の復帰

米国の動画配信サービス企業、ネットフリックスの今年1−3月の新規会員数が減少したという記事を読みました。同社は典型的な巣ごもり銘柄(家で過ごす時間が長くなって映画を見るようになるという、分かりやすい消費行動です)として昨年は好業績だったと思いますが、その好調さに陰りが見え始めたのでしょうか。


米国では昨年からワクチンの接種が進んでいて、ワクチンを打った人が増えています。ワクチンを打った米国の消費者は「これからは外に出てどんどんお金を使うぞ。家の中での消費は控えめにしておこう」と考えているのかもしれません。


コロナ後にこれまで抑え込まれていた消費が発散され、経済に及ぼす好影響が期待されています。米国人から見ると、海外のワクチン接種の遅れから、アメリカ国外で消費できるようになるとは思えず、従来考えられていた以上に米国内での消費が増えるような気がします。航空会社等は引き続き厳しい局面が続くかもしれません。日本では再度の緊急事態宣言が取りざたされていますが、早く日常生活復帰の経路について議論できるような局面がやって来てほしいですね。