岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

やはり株式の買い場を逃したか?ただクレジット債には引き続き投資妙味は残りそう

昨晩の米国株式市場は2%台の大幅上昇になりました。英国の減税計画撤回という好材料はあったものの、これほどの上昇を正当化するだけ材料とは思えず、私が読んだ解説記事では「テクニカル上の節目を意識」した買いと解釈されていました。

このように特別な上昇理由がないものの、最近目にする記事には「想定していたよりも景気後退の傷は浅いのでは…」といった内容が散見されます。また既に株価がかなり下落していることも、さらなる下落余地が限定的になることを期待させるのでしょう。

私は株価が直近高値から28%まで下落したら追加投資しようと思っていましたが、その下落幅が27.5%とあと少しのところで下落が止まってしまい、買い場を逃した形になっています。このままスルスルと株価が上昇すると完全に買い場を逃すわけですが、そんな私にも心の慰めとなることがあります。それはクレジット債の利回りが上昇していることです。

セントルイス連銀のデータベースより

 

FRBの利上げはクレジット債の利回りにとって上昇材料になるはずです。現在予想されているように来年前半までFRBの利上げが続くのだとするとすると、クレジット債の利回りはさらに上昇する可能性が高いと思っています。そうであれば株式への追加投資を逃しても、クレジット債の投資妙味は引き続き健在かもしれません。このように自分に言い聞かせ、上昇した株価に飛びつかないように戒めています。