岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

中国のリスクが懸念去れる中、目をつぶって新興国株に追加投資する

昨日記事にした通り昨晩、株式への追加投資を行いました。追加投資の対象を全世界株にするか新興国株にするか迷いましたが、新興国株にしました。新興国株を選んだ理由は直近高値からの下落幅(全世界株で18.5%、新興国株で25.7%)で、全世界株にはさらに下落幅があってもおかしくないと考えたためです。

新興国株はその約1/3が中国株になっておりますが、現在中国への投資には多くのリスク(中国の景気減速と米国の金融引き締め、これらに加えてゼロコロナ政策の影響)が指摘されていることは認識しています。今回の投資にあたっては、景気減速は財政支援、ゼロコロナ政策は撤回、によって懸念が和らげられるのではないかと期待したものです。

また全世界株の約6割を占める米国株の割高感が、だいぶ払拭されたとはいえ引き続き残っていることも、全世界株を選ばずに新興国株を選んだ要因になっています。中国を中心とした新興国株への投資には確率は非常に低いものの地政学的なリスク(現在のロシア株のように売買できなくなることも考えられます)があることを考えると、全世界株がさらに下落した後であれば、追加投資先は全世界株になるかと思っています。

株式は安くなっており、引き続き追加投資の好機であるように思っています。ドルへの換金タイミングについては目をつぶり、株式がさらに下落した場合はどんどん株式へ投資したいと考えています。

(なお私にとってももう一つの投資先であるクレジット債は、金利上昇圧力の強い現在は魅力的な投資対象でないと考えています。このため、追加投資の候補とは考えていません)

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