岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株式市場に対する弱気な見方が急速に広がる中、私は馬鹿になって淡々と追加投資する

株式市場の下落が続いており、直近高値からの下落幅は全世界株で18.7%、新興国株で26.0%となっています(いずれもドル建て)。この下落の背景として、主に金融引き締めによる経済成長の減速とインフレの持続、いわゆるスタグフレーションのような状況を懸念する声や、中国の経済成長が鈍化することが材料視されています。

また最近では中国に対する懸念が特に強くなっているように思います。ゼロコロナ政策が中国だけでなく世界経済に与える影響、ロシアに対する経済制裁への取り組み姿勢や中国の監視システムメーカーに対する追加制裁に見られるように米中対立が大きくなる可能性、またロシア問題によって地政学的リスクを意識する考え方が投資家の間に広がっていることが中国に対する見方が変わった要因であるようです。

このような下落要因を認識しつつ、私は株式に割安感が出てきたと考えて、再び少しずつ買い増しを行っています。定期的に確認している米国のPERは5年平均を下回り、ただ10年平均は上回る水準です。少なくとも割高とは言えない水準まで下がってきたと言えるでしょう。このためこれまで新興国株を中心に買ってきたところ、全世界株も追加投資の候補にしながら、市場を眺めています。

株式への追加投資の好機と考えており、ドルへの換金タイミングは目をつぶることにしました。そして本日も、円安には目をつぶって手元の円の一部をドルに換金しました。このドルを米国上場のETFに投資していきます。

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