岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

いつの間にか底値付近まで下落していた新興国株

昨晩の米国株市場は物流大手企業が厳しい収益見通しを示したことを主に嫌気し、下落しました。収益見通しの悪化はこの企業にとどまらず、幅広い企業に広がることが懸念されているようです。気になって毎週末に更新されている米国企業の収益見通しを確認しましたが、予想者の見通しの更新がまだのようで、顕著な下落は確認できませんでした。ともあれ今月から来月にかけて、株式市場には強めの逆風が吹くという意見が増えている印象です。

そんな中、私が追加投資しようと思っている全世界株と新興国株のETFを確認したところ、新興国株のドル建て価格(米国上場のETFへの投資を検討しています)が今年の最安値付近まで下落していることに気づきました。新興国株は底値をつけて以降、反発が起こらずに低迷していただけに、底値更新がすぐに起こってしまうということです。米国のインフレと金融政策、今後の企業業績の悪化を材料にした今回の下落局面はまだまだ収まる兆しを見せていません。私は全世界株も今年の最安値を更新すると期待しているのですが、その場合は新興国株はさらに下落しそうです。

全世界株が前回底値を下回るにはもう少し下落する必要があり、追加投資を検討する時期はまだまだ先のことだと思っています。ただ新興国株はすでにかなり下落しており、全世界株の下落もあっという間に起こるかもしれないこと、頭の片隅に置いておこうと思います。

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