岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

コロナによる巣ごもりを予見していた?映画「ゾンビの中心で、愛をさけぶ」

ゾンビ映画など恐怖感があおられる映画はまず見ないのですが、あらすじを読んで面白そうだったので見てみました。ゾンビの感染症から身を守るために主人公夫婦が家にこもるというお話です。

家にこもるというと、コロナ禍における巣ごもりを思い出してしまいますが、調べたところこの映画は2018年に制作(日本での公開は2019年7月)されており、コロナ禍とは関係なく作られた映画のようです。映画としてはありがちな話という印象でしたが、主人公が家にこもる準備をする様子がコロナ禍初期の混乱を想起させ、懐かしい気持ちになりました。

この映画を見て思ったことは、ゾンビ映画の愛好者には当然のことなのかもしれませんが「ゾンビは感染症だったのか」ということです。
ゾンビが広がるプロセスは、ゾンビ化した人がそうでない人に噛み付くというもので、噛み付くことによってゾンビウイルスの感染が拡がるのでしょう。そして主人公はワクチン開発に望みをつないで家にこもっており、主人公にとっての情報源であるラジオもワクチン開発について報道していました。

ワクチンを接種することにより、ゾンビに噛まれてもゾンビ化しなくてすむのでしょうが、とはいえゾンビに噛まれるのは結構な恐怖だと思います。たとえゾンビ用のワクチンを打ってもゾンビがウロウロしている街に出かける気持ちにはなりにくいな、と思いました。このあたりはコロナ禍とは違うところですね。コロナ禍はワクチンの摂取と共に解決するのでしょうか…