岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

山は仰ぎ見るものか。映画「エベレスト」

私の死ぬまでにしたいことリスト、いわゆる棺桶リストの中に「エベレストを見る」があります。リストを考えるときに「登る」にすることも一瞬考えたのですが、「山の素人がおこがましい。さすがに現実性がないな…」と思って、見るにしました。エベレストの頂上が見える地点まで行って、直接見てみたいと思っています。

そんな私にとって、やはり登るにしなくて正解だったな、と思わせたのがこの映画です。エベレスト登山にはツアー登山があることは知っており、ツアーであればそれほど難しくなさそうなイメージを持っていた(酸素がふんだんにあれば簡単なのかな…)のですが、それはまったくの誤解であることが分かりました。

そもそもアプローチの段階でクレバスをはしごで渡らないといけないとか、氷の塔のようなものを同じくはしごで超えないといけないとか、手厚いサポートがあってもかなり大変そうです。120%のサポートがあっても山の天候は読めませんし…

などと書いているうちに猛烈な雨と共に大きな雹が降ってきました。忘れっぽいこともありますが、記憶にないくらいの大雨です。山の上であっても、平地であっても、天気の急変には気をつけないといけませんね。