岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株価の今後をめぐり(いつもながら)乱れる見解

当ブログでは資本市場の今後についてあれこれ悩み、見通しを外してガッカリすることを常にしています。そして外すことが多い分、当たった時の喜びは大きいものです。昨日記事にした、FRBハト派転換見通しは楽観的なのではないか?という記事に沿った発言が、FRB高官から出てきましたので、嬉しくて記事にしています。

昨晩の私の記事の要旨は、8-9%のインフレ率を考えると2.25-2.5%の政策金利は低すぎであり、株式市場はFRBの発言を楽観的に捉えすぎなのではないか、というものでした。そして昨晩、複数のFRB高官から出た発言は、政策金利の引き上げ維持に肯定的な発言でした。これを受けて金利は上昇、ドルも買われる展開になっています。

セントルイス連銀のデータベースより

 

株式の方は若干の下落で反応しましたが、私が気にするのはもう少し長い期間で株価がどう動くかです。本日読んだ記事では、悪材料は織り込み済みでバリュエーション面の魅力が出てきたとして今後の株価上昇を見込む少数の意見、景気後退のリスクを市場は過小評価しているとして今後の株価下落を見込む多数の意見が紹介されていました。

私は10年単位の長期で株式に投資するつもりであり、追加投資用として手元にあるドルを投資に回すために、株価は下落して欲しいと思っています。ただ少数意見である強気意見にも説得力を感じています。株価がこのままスルスルと上昇した場合は涙を飲んでクレジット債を買うことになりそうです。

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