岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

日銀が現行緩和姿勢の維持を決める。海外との金融政策の違いは広がる

日銀の金融政策決定会合が開催され、現在の緩和的な金融政策が維持されることになりました。金融・為替市場の動向がもたらす影響を「十分注視する必要がある」という声明文について、記者会見で言及することは避けられており、今後も為替介入をちらつかせて円安を抑える口先回遊が続くものと思われます。

同日、米国FRBのパウエル議長はインフレ率を2%まで抑えることに重点的に取り組む姿勢を示し、また米国の引き締め強化を受けて米国以外の中央銀行も金融引き締めの速度を早める決定をしています。日本と海外の間で金融政策の違いが広がっています。

このような状況で為替が円安に振れており、日銀の政策転換の可能性を反映して円高に動いていた為替レートは元の円安水準に戻っています。今後はさらに円安が進んでもおかしくないように思っています。こう考えると、今月入金される予定の円は早めにドルに換金しておいた方が良い気もしてきました。

私は今月は地方税の支払いが予定されており、これまで円安が進んでいたことから、1年分を一括支払いしようと思っていました。ただこのような考えで、地方税は分割払いにして、少しでもドルに換金しておいが方が良い気もします。正直なところ大した影響があるわけではありませんが、この点はもう少し考えてみます。

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