岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

米国の利上げ幅は27年ぶりの0.75%となる

米国のFOMCが開催され政策金利を0.75%引き上げて1.5-1.75%とすることが決まりました。この上昇幅は27年ぶりとのことで、米国が直面する物価上昇の深刻さがうかがえます。

株価は上昇で反応しています。パウエル議長が0.75%という利上げ幅は異例であることを強調し、0.75%の利上げが向上的になるわけではないことを明言した(ただし次回7月の利上げ幅としては、0.5%か0.75%が想定されています)ことが好感されたと解釈されていますが、私は先週の消費者物価指数の発表を受けた株価下落が大きかっただけに、その反発に過ぎないと解釈しています。

なにわともあれ株価は反発し、手元資金で株式に追加投資しようと思っていた私は買い場を逃したわけですが、今回は残念な思いがそれほどありません。物価上昇のペースが落ち着いていないため、さらなる株価下落があってもおかしくないと考えているからです。
また仮に株価下落が起こらなくても、金利上昇後のクレジット債に投資することで高利回りを享受するのも悪くないと考えています。政策金利の引き上げはまだまだ続き、それに応じてクレジット債の利回りも上がることでしょう。今後も株価が上がり続けたら、クレジット債に追加投資すれば良いわけです。

株式の買い場を逃したらクレジット債という追加投資先があることを認識し、株価の下落をじっくり待つことにします。

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