岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

円安に関する分析が出てくる。1ドル150円まで進むと海外からの市場介入も?

急速な円安を受けて今回の円安がどこまで進むのか、今後を分析する記事が出ています。

まずエコノミスト予想の平均値として、140円まで円安が進むと当局の市場に対するコメントの仕方に変化が出ると見込まれているようです。ただこれはコメントの仕方であり、政府が円買いの市場介入に動く可能性は9割が否定的とのことでした。政府や日銀は、円買いという実弾投入が難しいことを市場に見透かされつつ、口先介入で円安を止めなければいけないという、難しい課題に取り組むことになるようです。

また円安が150円まで進むと日本の当局だけでなく、アジア特に中国による市場介入が起こるかもしれないという予想も記事になっていました。円安が150円まで進むと輸出型経済の国にとっては日本という強力な競争相手が出現することになり、そうした国が市場介入に踏み切ってもおかしくありません。また市場介入を行うだけの経済的な余裕のある輸出国というと、やはり中国を思い出します。

(可能性は低そうですが)日銀による金融政策転換や日本や外国による市場介入など、円安が止まることが期待される材料はいくつか思いつきます。また当局による口先介入によって円安が止まることも、ないわけではないでしょう。このような材料をこなしつつ円安がどこまで進むのか、楽しみにしています(※)。

※為替の値動きを楽しむことができるのも、私の外貨ポジションが、海外投資のためのレバレッジをかけていないポジションであるためです。FX取引等はバクチであることを認識し、限定的な金額で取り組むべきだと思っています

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