岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株価下落局面。底打ちまでの4段階

先日記事にした通り、私は投資用の手元資金(円)のほぼ全ての米ドルに換金し、株式市場へ投入するタイミングを図っています。そんな私にとって参考になる、株式市場の底打ちまでの段階を示す記事を読みましたので記録しておきます。

その記事では株式市場が底打ちする際は、①株価が売られすぎの水準まで下落する②反発する③反発の強さを確認するために下値を試す④下落銘柄に比べて上昇銘柄が極めて多くなる、という4段階を経るとのことです。この考え方を紹介した上で、現在は①を過ぎて②を試しつつあるのではないか、と目されているとのことでした。

チャートを手がかりに売買する人は支持線という概念で市場を見ることがあり、これは③の段階での判定なのでしょう。今回ご紹介した市場の捉え方が正しいかどうかはともかく、株式市場で広く知られている考え方ではあるようです。そして③の段階でいわゆる支持線を割り込まなければ、市場は底打ちしたと判定されるのだと思います。

チャートのことをよく知らない私ですが、仮に先週金曜の下落局面が①の底なのだとすると、月曜の上昇が②となり、今後は先週金曜の下値を試すような下落がやって来ることになります。チャート分析の難しいところは仮に③で下値を割り込んだ場合、この考え方における局面判断は再び①に戻ってしまうことです。ともあれ①から②に移行しつつあると目されているということは、(その後の小反落が見込まれるとはいえ)今回の考え方に基づけば下落局面の底を通過したことを意味しているのだと思います。

最近の株価下落を受けて、さすがに下落しすぎなのではという意見が散見されるようになってきました。一方で金融政策が引き締めから転換されるまで(相当先ということになります)は下落局面は続くとする意見も根強く存在します。

私自身は換金したドルの半分くらいを株式に投資しておいて、その後順調に株価が反発したら、残りの部分と投資できなかったことを悔やみ、その後さらなる下落が起こったら追加投資の余裕があることを喜べるようにしたいと思っています。いつもながら合理的ではない投資判断ですが、どうなることやらです。

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