岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

新興国の割安化がさらに進む。4月末の株式バリュエーション

株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データ基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 15.9 2.5 15.2
米国(VTI) 19.4 3.6 19.6
欧州(VGK) 13.2 1.8 13.2
新興国(VWO) 11.6 2 14.8
日本(VJPN) 12.6 1.3 10.4

株価下落を受けて各地の株式バリュエーションは低下しています。上記は4月末時点の値ですが、先週末時点の米国株のPERの水準を見ると10年平均を下回る水準まで下落しています。平均値が下値である保証はないので、これ以上にPERが下落する可能性があるわけですが、とはいえ相当な水準までPERは下落していると言えます。

年明け以降の株価下落局面で私が買い増している新興国株のバリュエーションも下落しています。米国の金融引き締めや地政学的リスクに注目が集まっていることがバリュエーション低下の要因だと思いますし、元々先進国市場に比べてバリュエーションは低い傾向がありますが、それにしても11倍台のPERはかなり割安であるように思っています。

現在私は換金したドルを全世界ないしは新興国ETFに投資しようとしています。長期的に見ると新興国株が有望であるように思っていますが、今後両ETFの値動きを見守っていきます。

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