岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

商品(コモディティ)や金は良い投資対象と言えるのか?

定期的に読んでいるブログでインフレに対応した資産への投資の必要性が紹介されていました。

その記事では景気とインフレ動向によって4つの局面に分け、景気拡大期は先進国株式、停滞期は米国債もしくはハイイールド債(下落時の戻りの早さに着目)、インフレ期は先進国REITスタグフレーション期(高インフレの景気後退期)は商品や金への投資することを提案する資産運用会社のレポートを紹介しています。

インフレに対応した資産の必要性について考えていたこともあり、紹介されている資産運用会社のレポートも含めて読んでみました。このレポートでは商品や金について、インフレ期に上昇するものの、リターンの安定性は期待できないとして、インフレ期の投資対象として先進国のREITが良いとしています。また先進国株式(レポート内では米国株式)もその安定性から中核資産として期待できるのではとしています。

インフレ対応というと商品や金が連想されますが、インフレ期以外に商品や金の実績は良くないことはその通りです。私は、商品や金は何かを産み出すものではないという単純な理由でこれらに投資していませんでしたが、そうした直感を補強してくれました。インフレ期に良い実績をあげても、それ以外の時期がダメであれば、投資先を切り替える必要があり、自分にその才覚がないことは理解しています。

となるとインフレに対応した資産として残る候補は先進国のREITということになります。不動産投資の是非についてはじっくりと考える必要があると思っており、また記事にするつもりです。

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