岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

日本株より割安な新興国株。3月末のバリュエーションチェック

株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データ基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 17 2.6 15.4
米国(VTI) 21.2 3.9 19.6
欧州(VGK) 13.5 1.9 12.8
新興国(VWO) 12.7 2.2 15
日本(VJPN) 12.9 1.3 10.2

今月の気づきは新興国株が日本株よりも割安になったことです。これは主に中国の政治リスクや米国の金融政策引き締めによる新興国から米国への資金還流などが懸念されてのことだと思います。私としては資源銘柄の割合が相対的に大きく、また日本株より成長力のある新興国株が、日本株よりも割安というのは魅力的な投資機会であるように思えます。

このように考えて今月は新興国ETFを買い増しています。比較的安いところで買い増すことができたように思っており、満足しています。最近記事にしているように、急速な円安に対する反発として一時的な円高が発生した機会を捉えてドルに換金し、その資金で引き続き新興国株を買い増そうと考えています。

(なお新興国株を買い増す際は株式全体に占める新興国株の割合が大きくなりすぎないように注意する必要があると考えており、資産管理用のスプレッドシートで株式内の新興国株の割合を確認できるようにしました)

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