岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

資産価格の回復で年初からの下落を取り戻す。3月末の資産チェック

3月末時点の資産チェックを行いました。3月は年初からの下落が一段落し、株式は1.6%の上昇、クレジットは1.7%の下落、為替が5.8%の上昇となりました。これを受けて資産全体では約5%の増加となっています。

3月は為替の動きが大きく、115円だったドルが121円台まで上昇しています。ここ最近円安傾向ではあったものの比較的落ち着いた値動きを見せていた為替ですが、動くときには動くものです。
もともと円の価値を懐疑的に見ていた私にとっては、想定内ではありますが、とはいえ手元に残っている円の価値が下落することになり、複雑です。また日本経済に壊滅的な影響をもたらすような円安になってはいけませんので、ある程度のところで円安も一服してほしいものです。
足元では急速に進んだ円安の修正で少し円高に振れていますが、あまり欲張らず、ある程度のところでドルに換金しておこうと思っています。

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セントルイス連銀のデータベースより

 

クレジットの価格は下落しましたが、これは金利上昇の影響(米国10年国債利回りは1.83%から2.32%へ上昇)と解釈しています。クレジットも株式同様に下がったところで買い増す方針でしたが、金利上昇という傾向は当面続くように思っており、このため追加投資の対象は当分の間は株式になると考えています。

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セントルイス連銀のデータベースより

 

最後に当面の追加投資先である株式ですが、今月の下落局面で、急反発が起こる前に買い増すことができました。ただその買い増し額は(例によって)投資予定額の一部です。新興国株式など十分に回復していない資産は、価格が戻ってしまったとはいえ引き続き買い増しの好機であるように思っています。また既述の通り買い増し用にドルへの換金も行っておきたいところで、4月は新興国株とドルの動きを注視していきます。

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