岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

売買タイミングを考える意義。いつか役立つ日がくるはず?

今週月曜に全世界株を追加投資したことに関する感想です。昨日記事にしたように完璧に違いタイミングで追加投資できたわけですが、売買タイミングによって1日で嵩上げできたリターンは3%弱にすぎません。また安くなったと言っても現在の株価は昨年の10月頃と同じくらいの水準であり、コツコツと積立投資で買っていった方が、均してみると良い実績だったのかもしれません。このように考えると、売買タイミングについてあれこれ考えることにどれだけの意義があるのか、分からなくなります。

とはいえ現在で言えば「物価や金利の上昇が見込まれるので、当面はクレジット債ではなく株式に追加投資する」「株式は割高な気がするので追加投資は一旦休止する」といった判断は、売買タイミングについて考えることで自然と頭の中が整理されたものであり、しっかりと言語化されないまま思い続けるよりも精神的に良い気がしています。リスクの所在をしっかりと認識しながら投資しておいた方が、なにか大事が起きた際に早く対処できるのではないかと期待しているわけです。

とはいえ実績に結びついていないわけで「結果が全て」という考え方もたしかに正しいと言えますが、予めいろいろなことを考えておくことで金融危機のような大規模下落を回避できるかもしれません。実際にそうした局面になってみないと、自身が損失回避に向けて行動を起こすことができるか分かりませんが…

将来を予測することは不可能であるものの、投資タイミングについてあれこれ考えることは自身の資産管理にプラスの影響をもたらすはず。中短期的に無駄と思いつつも、このように考えて市場についてあれこれ考え続けたいと思っています。

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