米国の労働者がオミクロン株が流行している中、オフィス復帰を求められたら退職を考える人が過半数になることが記事になっていました。今月に入ってからの調査のようですので、オミクロン株による重症化の可能性が低いことがある程度は判明した後であることを考えると興味深いです。
人と接触すると感染リスクが高まるわけで、重症化の可能性が低いといっても、オフィスに戻りたくないという気持ちは分かります。ただそうは言っても退職までしたいかというと、退職を考えるほどではないという人が日本には多いと思います。
米国では転職が一般的であり、今の仕事を辞めてもも次の仕事が見つかりやすいと言われます。また現在米国では大転職時代と呼ばれるほど仕事が見つかりやすくなっていると言われ、そのことは失業率の統計でも明らかです。
このような状況が米国の労働者を強気にさせているのでしょう。雇用関係や労働市場の違いによる勤労観の違いがハッキリ現れるのは面白いと思いました。